おにぎりの下、藍染のランチョンマット
今回は、いつもおにぎりの下に敷いている
ランチョンマットのお話です。
これは、以前浅草の和なり屋というお店の
藍染体験で作った布です(体験自体は40分ほど)。
絞り染という方法で、
輪ゴムで縛ったところには色がつかず、丸い模様が浮かぶんです。
藍色というのも奥が深いようで、
全部で48種類もあるらしいです(AKBで覚えるといいらしいです笑)。
浅葱(あさぎ)色は明るい青緑色、紺色は良く見る濃い青色、
そして体験で目指した色味はさらに濃い勝色(かちいろ)です。
単純に染色液にどれだけ長く漬け込むかで色が変わるようで、
20分ほどは布を揉み込んだと思います。
青などの寒色は食欲減退色とされるので、
食卓にはあまり合わないかな〜とも思っていました。
でも、いざ藍染のランチォンマットの上におにぎりをセットしたら!
ジャパン・ブルーとも呼ばれる藍色と日本の暮らしを支えたおにぎりが、
見事にマッチしてくれたのでした。
と言いつつ、藍染はインダス文明で生まれたらしく、
インディゴ・ブルーってのもその名残なんですね。
てっきり日本生まれの色かと思っていました。
そういう情報も、藍染体験中に教えてくれます。
これから暑い季節が続きますが、
爽やかな藍色が食卓を彩ってくれます。
おにぎりボーイ